技術資料

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構造解析用語
集中質量 (lumped mass)
ある物体を電子顕微鏡で拡大すると、無数の小さな粒子が互いに結合していることがわかります。このように、すべての物体はその物体を構成する粒子の集合体です。

一方、物体の質量は外部から力を受けた時、物体の位置や速度の変化に抵抗する程度を現します。物体の質量が大きいほど、その抵抗力は物体の質量に比例して増加します。そして、物体の質量はその物体を構成する全粒子の質量の合計であり、物体の質量はその物体内部に連続的に分布していると言えます。集中質量は、物体内部の特定の領域に分布している粒子が一点に集まっていると仮定し、その地点に質量を集中させた仮想的な質量です。

一方、物体の質量を全粒子が物体のある一点に集中すると仮定すれば、集中した質量を持つ一つの点として表現できます。集中質量は、物体の運動、力、モーメントなどの計算を非常に簡単にしてくれます。しかし、物体内部に連続して分布している質量を物体を一点、または、多数の点として表現するため、計算の精度は下がります。

集中質量を適用する場合に考慮する重要な点は2つあります。まず、集中させた質量の合計はもともとの物体の質量と同じであることです。そして、集中質量の静的、または、動的な効果はもともとの質量と大きく異ならないことです。



         
 
 
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