技術資料

MIDAS USER SUPPORT SYSTEM
 
構造解析用語
メッシュ調整 (mesh adaptation, remeshing)

有限要素解析(finite element analysis)においてメッシュ(mesh)は、シミュレーションの成功の有無、解析時間の規模だけでなく、解析結果の精度を決定する重要な要因です。理論的には、メッシュを構成する有限要素(finite element)のサイズが小さいほど解析結果の精度は向上します。しかし、解析の問題が複雑で、その規模が大きくなると素サイズ(element size)をむやみに減らすことが出来ないのが現実です。

一方、メッシュを生成する過程で、過度に変形要素(distorted element)が作られ、シミュレーションを不可能にするヤコビアン(Jacobian)エラーが発生した場合もあります。従って、解析のため最初に作成したメッシュを最適解析結果を基に変更したり、部分的に要素サイズを変更する必要性があります。

このように、最初に作成したメッシュを部分的に修正や調整しメッシュ全体を再構築する作業はメッシュ調整と呼びます。例えば、最初のメッシュで解析を実行し求めた結果の値が要求したレベルではない場合、数値解析誤差(numerical analysis error)を高めるためメッシュ内局部領域の要素サイズを減らしていくメッシュ精密化(mesh refinement)やシミュレーションを不可能にする要素をより小さな要素に分割、変形要素をなくす作業などが典型的なメッシュ調整です。この他、非線形解析(nonlinear analysis)および連携解析(coupled analysis)では、反復計算時に変形された物体の形状に応じメッシュ全体を再構成する場合も、包括的な意味でメッシュ調整に当たります。

 
 
カタログ
製品構成/価額
お問い合わせ
MY スぺース