技術資料

MIDAS USER SUPPORT SYSTEM
 
構造解析用語
平行軸の定理 (parallel axis theorem)

特定の回転軸を中心に物体を回転させるため必要とする力を慣性モーメント(moment of inertia)と呼びます。そして、この物理量は、物体の各地点までの垂直距離の二乗と質量の積で計算し、その総量として定義されます。もし、特定の物体における任意の回転軸の慣性モーメント値を知っている場合は、この軸から離れている別の回転軸に対するの物体の慣性モーメントを平行軸の定理を利用し簡単に計算することができます。

この定理によると、離れた回転軸の慣性モーメントは、すでに知っている回転軸の慣性モーメントと物体の総質量を二つの軸間の垂直距離二乗に掛けた量の合計として計算されます。この定理は、複雑な形状を持っ物体の慣性モーメントを効果的に計算するため多く使われています。

例えば、物体の形状がいくつかの単純な形状の組み合わせで構成されている場合は、それぞれの単純な形状に対する慣性モーメントは、計算しやすいだけでなく、専門書で示されている表から提供しています。従って、この値と平行軸の定理をそれぞれの単純な形状に適用し、複雑な形状で構成された物体全体の慣性モーメントを簡単に計算することができます。この定理は、面積慣性モーメント(area moment of inertia)にもそのまま適用することが可能です。

 
 
カタログ
製品構成/価額
お問い合わせ
MY スぺース